7月, 2018年
国際ロータリー (Rotary International)

2023-24年度 RI会長
ゴードン R. マッキナリー
South Queensferry ロータリークラブ
スコットランド、ウェストロージアン
エディンバラの王立高校とダンディー大学で学び、口腔外科の大学院学位を取得。2016年までエディンバラで自身の歯科医院を経営。英国小児歯科学協会のスコットランド東部支部会長を務めたほか、さまざまな教育的役職を歴任。
また、長老会のリーダー、クイーンズフェリー教区会衆派教会理事会の会長、スコットランド国教会総会のコミッショナーも務めた。
1984年、26歳でロータリーに入会。South Queensferry(サウス・クイーンズフェリー)ロータリークラブに所属し、グレートブリテンおよびアイルランドの国際ロータリー(RIBI)の会長と副会長、RIの理事と委員会メンバー(2022年ヒューストン国際大会委員会アドバイザー、運営審査委員長など)を務めた。
新しいロータリークラブやグループを築くために会員と協力できるのを楽しみにしており、「私のビジョンは、ロータリーの仲間になりたいと思うすべての人、世界でよいことをしたいと願うすべての人が、それぞれに合った方法でどこででも参加できるロータリーとなること」と話す。
英国を拠点とする非営利団体「ホープ・アンド・ホーム・フォー・チルドレン」の後援者であり、同団体とRIBIとのパートナーシップを先導して、ルワンダ大虐殺によって孤児となった子どもたちを支援。
開発途上国の人びとや家族、ビジネスに持続可能な人道支援を提供するGrantham Kestevenロータリークラブ(英国リンカンシャー)のイニシアチブ「Trade-Aid」も後援しているほか、国立の精神保健機関であるBipolar UKのアンバサダーを務めている。
趣味はラグビー、グルメとワイン、スコットランドの伝統的な杖づくり。
ロータリー財団は「ロータリーの奉仕を動かす燃料」であるとし、妻ヘザーさん(ロータリアン)とともにポール・ハリス・フェロー、メジャードナー、ロータリー財団のベネファクター、遺贈友の会会員となっている。
孫娘たち(アイビーさん、フロレンスさん)が幸せに暮らせるより良い世界をつくるために、会長として全力を捧げたいと考えている。
2023-24年度会長イニシアチブ
メンタルヘルスの優先
精神疾患や心の健康は話しづらいトピックだと感じるかもしれませんが、国際社会で人が幸福に生きるには大切なことです。
このような問題に取り組むための安全な環境を作ることは、私たちと関わるすべての人を歓迎し、公平で、インクルーシブな環境につながります。
ゴードン氏は、2023-24年度に以下のような活動を行うことをクラブと地区に奨励しています。
- 心の健康の話題に伴うスティグマの解消
- メンタルヘルスのニーズに関する認識の向上
- メンタルヘルスの支援や治療へのアクセス改善
バーチャル交流を通じた平和構築
ロータリーは、人と人とのつながりを生かして平和のために活動してきた長い歴史がありますが、新型コロナの流行により、直接顔を合わせて活動することが困難になっています。
コロナ禍を通じて学んだことをヒントに、ゴードン氏は、より多くのプログラム、行事、活動にバーチャルの要素を取り入れることを地区に奨励しています。テクノロジーを活用してつながりを作ることで、より多くの人にロータリーを体験する機会を提供できます。
2023-24年度、ロータリー青少年交換、新世代交換、ロータリー友情交換、その他のプログラムにおいて、これらの要素を追加または維持することには、次のような利点があります。
- 会員や参加者が異文化を体験し、新しい友人を作り、国際的な認識を深めるための新しい方法を提供する。
- 時間、健康、または経済的な理由で入会が困難な人に、参加への道を開く。
- 異文化間のコミュニケーションと理解を深め、より安定した平和な地域社会を実現する。
女児のエンパワメント
シェカール・メータ2021-22年度会長が立ち上げ、ジェニファー・ジョーンズ2022-23年度会長が継続した、世界中の女児と女性のエンパワメントに焦点を当てた取り組みを、ゴードン氏も継続します。
女児の健康、福祉、教育、経済的安定を向上させる活動を続けることが会員に奨励されています。
2023-2024年度
第2770地区ガバナー

梨本 松男(なしもと まつお)
生年月日 | 1957年7月4日 |
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住所 | 〒340-0115 埼玉県幸手市中2-12-6 |
事業所 | 梨本・長島税理士法人 |
職業分類 | 税理士 |
経歴
- 明治大学政治経済学部卒業
- 幸手市商工会 会長
- 幸手市教育委員会委員長:2015年3月31日まで
- 関東信越税理士会 春日部支部支部長:2017年4月1日~2019年3月31日
ロータリー歴
2002年~2003年 | クラブ幹事 |
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2006年~2007年 | 地区副幹事 |
2007年~2008年 | クラブ会長 |
2008年~2010年 | 地区会員増強維持部門 委員 |
2011年~2012年 | クラブ国際奉仕委員会 委員長 |
2012年~2013年 | 第7グループガバナー補佐 |
2014年~2015年 | クラブ会員増強維持委員会 委員長 |
2019年~2020年 | クラブ社会奉仕委員会 委員長 |
2023-24年度 地区活動方針Create Hope in the World
世界に希望を生み出そう
2023-24年度 地区運営方針ロータリーを理解し、楽しく活動しよう
ロータリーは変化しています。その根拠の1つが3年に1度の規定審議会です。
例えば昨年4月に行われた規定審議会では、クラブ管理の試験的プロジェクト(制定案22-71)(パイロット地域についての議論)人頭分担金増額する件(制定案22-46)など、29件が選択されました。
マイロータリー・ロータリー友の会などには、たくさんのロータリーの情報があります。
月信には、充実した多くの地区情報が載っています。また米山記念奨学会の「豆辞典」を活用しましょう。
ロータリーを正しく理解し、楽しく活動しましょう。
1.ロータリーは、常に変化しています。その変化を理解し、新しいロータリーを学ぼう。
①中核的価値観とDEIはロータリーの基本理念(2022年手続要覧)
- 親睦(fellowship)
- 高潔性(Integrity)
- 多様性(Diversity)
- 奉仕(Service)
- リーダシップ(Leadership)
- Diversity(多様性)
- Equity(公平さ)
- Inclusion(インクルージョン・包摂性)
②RI戦略計画(ロータリーのビジョン声明と4つの優先項目)
私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。
③DEIを学び理解する
2.ロータリーの基本的事項を学ぼう
①ロータリーの基本理念(手続要覧)
- RIの標語
- RIの使命
- TRFの使命
- 中核的価値観
など、とても重要です。勉強しよう。
②マイロータリーの活用と100%の登録。
3.奉仕活動を楽しんで下さい
①財団補助金を使う
②ポリオ根絶活動
③青少年奉仕
- パートナーとしてのローターアクトクラブ
- インターアクトクラブ・RYLA
④奉仕プロジェクトの更なる活性化に向け、地区大会において各グループの奉仕活動報告をお願いします。
4.RI行動計画に基づいたクラブ戦略計画の策定
5.会員増強退会阻止
6.「ロータリー賞」へ全クラブがチャレンジ
2023-24年度 地区数値目標
1. 会員数 | 2,400名 | |
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2. 出席率 | 90%を目標にメーキャップを活用する | |
3. ロータリー財団寄付 | 1人あたり | 年次基金 200ドル ポリオプラス 50ドル |
1クラブあたり | 初めてのベネファクター※ 1名(50名上のクラブは2名) (注)ベネファクターとは恒久基金に累計1,000ドル以上寄付された方 | |
4. 米山記念奨学会寄付 | 1人あたり 25,000円(普通寄付:5,000円・特別寄付:20,000円) |